令和6年の台風の影響で通行できなくなった道路の復旧工事をしています。

重機を使って道路に倒れた木や石をどけている様子です。

レーキ(トンボ)という道具を使い、機械で施工したあと、重機が使用できない端などを平らに敷きならします。
この写真は下層路盤といい、アスファルトの下にある上層路盤の下にある部分です。

マカダムローラーを使い、均等に締め固めます。車両自体の自重や振動を用いて作業を行います。
前後に数往復し、アスファルト舗装の下の路盤を強固に締め固めるので、気象や外部の影響で変形しない強固な道路を造ることができます。

マカダムローラーを使い、均等に締め固めた路床の高さを計測して
路盤とアスファルト舗装の厚さが確保できるかチェックいる様子です。

水路のはつり工事をしている様子です。
これは、コンクリートでできた水路の壁面や底面を削ったり、壊したりする作業のことで、
劣化した部分を補修したり、構造物を新設・改修したりする際に行われます。

はつり工事をおこなった水路に木で型枠を設置している様子です。
この型枠の中にコンクリートを流し込んで固めます。


型枠の中にコンクリートを流し込んでいる様子です。
棒状のものは、スコップで流し込んだコンクリートの間に空気が残らないようにバイブレーターで振動を与えて締め固めています。
この作業のおかげで強度の高いコンクリートを施工することができます。

コテと呼ばれる道具を用いてコンクリートの表面を均一になめらかにしている様子です。

コンクリートの強度を確認した後、木の型枠を撤去して完成したものです。

アスファルト舗装工事の様子です。
端の部分ではスコップとトンボを用いて調整をしています。

転圧している様子です。
運んできたアスファルトが140℃~160℃あるため舗装靴という熱が伝わりにくくアスファルトが靴底にくっつきにくい安全靴を履いて作業しなければなりません。
白いモヤのような部分は湯気です。

1トンローラーで転圧をしている様子です。
ハンドガイドローラーと呼ばれ、手で押して操作するタイプの小型締固め機械です。
コンパクトで機動性が高いため、車両が入れない狭いエリアでも作業が可能です。

転圧をしている様子です。
コンバインドローラー(右)は、前方に鉄輪、後方にゴムタイヤを備えた締固め機械の一種です。
鉄製ローラーとゴムタイヤ双方の特徴を生かした締固めが可能です。
タイヤローラー(左)は、空気入りのゴム製タイヤを複数装着した構造を持つ締固め機械の一種です。前方に4つ、後方に3つのタイヤを装着しています。
ゴム製タイヤは鉄輪よりも衝撃吸収力に優れており、道路面を滑らかに仕上げられます。


アスカーバーという機械を用いてアスカーブをつくっている様子です。

アスカーブと、先述の水路です。
アスカーブとは、アスファルトでつくる縁石のようなものです。
車やバイクなどの落下やはみ出し防止の役割や、雨水など道路に発生する水を排水溝などへ誘導する役割があります。